【ボランティア入門】「自然環境」に関わる活動が知りたい!
Yahoo!ボランティアではカテゴリーに分類してボランティア活動を掲載していますが、実はカテゴリーの中も多様な活動に枝分かれしています。今回は「自然環境」に関わるボランティアにはどんな種類があるのか、何に注意しなくてはいけないかをご紹介します。
「自然環境」に関わるボランティアの種類
生態系や生物の多様性保存
海外での野生生物の保護や地球環境に関わる大きな活動から、近くの水辺や里山の保全活動など、活動範囲は多岐にわたります。生物種の減少や自然環境の変化をとらえ、適切な保全対策、外来種や有害鳥獣駆除、植林などで生態系を守ることを目的としているために、生態系への理解が必要です。長期にわたる継続的なモニタリングのデータ収集や分析、情報発信などの活動もある。
地球温暖化防止
地球温暖化防止対策や、自然エネルギー普及のためのシンポジウムやセミナーなどのイベントの企画・運営、アンケートの実施、集計・分析、SNSなどの情報発信、事務局のサポートなど。
森林ボランティア
植栽や下刈りなどの森の手入れによる環境保全。これには、里山や林などの身近な森林の公益的機能の維持や、希少種の保全が含まれる。資格や習熟度に応じてチェーンソーなどの機械を使って作業を行う場合もあれば、森林環境教育を行ったりすることもある。活動は、森づくりを通して農山村の地域住民と都市住民の交流や、地域づくりのきっかけとして活用されることも。
子どもの自然体験
子どもたちが自然を味わい、楽しめるような野外活動のお手伝いをする活動。森林や里山など自然の中で、子どもたちが野外炊事やキャンプ、テント泊などを楽しく安全に楽しめるように、安全管理などを実施。
ゴミ拾いボランティア
海や河川、公園、都市などさまざまな場所のゴミを拾う清掃活動。下記に示すシティークリーンやビーチクリーンのほかにも、リバークリーン、アースクリーンなど活動場所によって呼び名が変わる。地元のコミュニティーや住人との交流機会も多く、気軽に参加が可能。
まちの清掃(シティークリーン)
周辺地域を清掃して、まちをきれいにする活動。事前に参加申し込み不要で、軍手やトングなどの備品が貸与されるなど、誰でも気軽に参加できるように工夫されている事が多く、老若男女誰でも気軽に参加が可能。
ビーチクリーン
海岸での清掃活動。地域によってはごみ袋の提供やごみの回収も行われるため、友人や仲間同士など、老若男女誰でも気軽に参加が可能。環境保全に関する講習を提供している団体もあり、清掃活動を通じて環境保全について学ぶこともできる。
これら以外にもさまざまなボランティアがあります。興味がある活動を探してみましょう。
「自然環境」に関わるボランティアに参加するときの注意
必要な資格について
一般的な活動において特別な資格が必要な場合はほとんどありません。ボランティア受け入れ経験が豊富な団体も多いため、未経験の方でも参加しやすいといえます。
専門領域は職員の方の指示に従う
専門的な領域は、勝手な判断をせずに、専門知識を持つ職員の方々の指示に従って行動しましょう。
※今回ご紹介した内容は、自然環境に関わるボランティアのほんの一部です。注意事項については、実際に活動する団体のルールや方針に従ってください。