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はじめての災害ボランティア

災害が起きた!一刻も早く、現地に駆けつけたい!なにか役に立ちたい!そんなヒートアップする気持ちは、一度抑えて冷静になりましょう。災害発生直後の現地は混乱しています。ボランティアや物資の受け入れ体制も整っていません。さらなる混乱を生まないために、ここで紹介する5つのステップを確認しながら確実な準備をしてください。

災害ボランティアの様子
写真提供:NPO法人オン・ザ・ロード(外部サイト)

1.公式情報や信用度の高い情報を収集し、被災地の状況を確認しよう

まずは、災害の大きさや現地の状況、天気などを調べましょう。政府や自治体、マスメディアや実績のある民間非営利団体(NPO)、ジャーナリストなど、なるべく多くの情報源から情報を収集してください。

情報収集する手段

  • 全国社会福祉協議会(外部サイト)(災害時には必ず最新情報が更新されます)
  • 被災地の自治体のウェブサイト・公式SNS
  • 被災地の災害ボランティアセンターのウェブサイト・公式SNS
  • テレビ、ラジオ
  • 災害支援領域にて実績のある民間非営利団体(NPO)・ジャーナリスト

フェイクニュースに注意しましょう

インターネットには役立つ情報がたくさんありますが、誤った情報や意図的に流されるウソもたくさんあります。情報の発信源を調べる、複数の情報源から情報を得るなどの工夫をして、正しい情報に基づき、考え、行動してください。

2.ボランティアの受け入れ体制を確認しよう

災害発生から早いところでは2~3日程度で、災害ボランティアセンターが立ち上がり始めます。ボランティア募集がスタートした場合、ウェブサイトやSNSなどで告知されるでしょう。参加条件、活動内容などを確認してください。

「〇〇(地域名) 災害ボランティアセンター」と検索!電話はNG!

災害から日数が経っても被災地の混乱は続きます。電話での問い合わせは避けましょう。ボランティアの受け入れをしているか、しているならどんな条件か、どんな活動を求めているかなど、多くの詳細は地域の災害ボランティアセンターのウェブサイトに掲載されているはずなので調べてみてください。

災害ボランティアの様子
写真提供:NPO法人オン・ザ・ロード(外部サイト)

3.ボランティアには「心の準備」が必要です

いくら「役に立ちたい!」という気持ちがあっても、無防備で向かっては被災地にとって迷惑になってしまいます。ボランティア活動をする上では、心の準備が必要です。

危険を予測しよう

どんな危険があるか、自分なりに最大限に予測をしましょう。

「がんばって」と声をかけるのはやめよう

被災者はすでに極限までがんばっています。この言葉は極力使わないようにしましょう。

笑顔を忘れない

ボランティアが眉間にしわを寄せていたら、見ている方はもっと疲れるし、気をつかいます。笑顔になれない時はあなたの心が疲れてしまっているのかも?その場合は、帰る決心をするのもひとつの手です。

まずは「そうですね」と返そう

お話を聞く時は否定せず聞き続けましょう。心の苦しみを言葉に出すだけで気持ちが軽くなり、被災者のストレス軽減につながります。

被災者の気持ちや状況を想像する

「いま、被災者はどんな気持ちだろうか」と、常に考えながら行動しましょう。

子どもと大人は違う

子どもは大人よりもストレスをため込んでいる場合があります。子どもたちが求めるなら、存分に一緒に遊び、話を聞きましょう。

大きく物事を見る

少しの時間でいいので、目の前の状況から一歩離れて、全体を客観的に見る時間を持ちましょう。

ボランティアは行政のように平等でなくていい

平等にこだわりすぎると動けなくなります。不平等過ぎない範囲で臨機応変に活動しましょう。

自宅に帰るまでがボランティアの活動期間

けがや事故なく、無事に活動を終了させて自宅に戻って活動終了です。最後まで気をつけて行動しましょう。

本当に覚悟はあるか

いくら入念に準備してイメージをしても、実際の被災地では想定外のことが起きます。本当に活動への覚悟はあるか、もう一度自分に問いかけましょう。

4.ボランティアには「モノや条件の準備」も必要です

心の準備ができたら次はモノや条件の準備をしましょう。

ボランティア保険への加入

ボランティア保険への加入は必須です。現地での手続きを減らすため、事前に申し込みをしてから災害ボランティアへ参加しましょう。最寄りの社会福祉協議会で加入手続きをすることができます。オンラインで加入する場合は、以下のサイトを参照してください。

しえんのおまもり(外部サイト)

食事、宿泊、交通手段の確保

食事も、宿泊も、交通手段も、基本は参加者が用意します。詳細は被災地の災害ボランティアセンターの情報を参考にしてほしいのですが、ここでは一般的な条件をお伝えします。

食事
基本的に食事は用意されません。自分で手配するか、携行食などを持参しましょう。自分で火を用意できないのであれば、カップラーメンなどお湯を必要とする食べ物は避けてください。

宿泊
基本的に宿泊場所も用意されません。自分で手配し、宿泊費も自己負担してください。また被災地近辺は、復旧にプロフェッショナルとして関わる土木系企業、支援団体、行政関係者などが利用します。宿泊施設は被災地から少し離れた周辺地域に確保しましょう。

交通手段
現地までの交通手段も自分で確保してください。交通費も自己負担です。マイカーでの乗り入れは緊急車両や災害復旧作業の妨げになりますので、控えましょう。

装備や携行品を準備

現地の活動で必要な備品や活動に適した服装もすべて自分で手配してください。

災害ボランティアに行くときの服装・基本的な携行品
服装や基本的な携行品
  • 汚れてもいい長袖、長ズボン(ケガ防止のため。酷暑の時期でも同様)
  • 不織布マスクや防じんマスク(乾燥防止、感染症対策のため。予備も必要)
  • 運動靴、雨天や水害時は長靴(安全靴がベター。踏み抜き防止用のインソールがあればなお良い)
  • 帽子(日よけのため)やヘルメット
  • 防じんゴーグルや眼鏡など(コンタクトレンズを使用している人は必須)
  • 軍手(できればすべり止めがついた厚手のもの)や厚手のゴム手袋、予備の手袋
  • 雨具(上下)
  • 飲み物(水分補給のための水、スポーツドリンクなど)
  • リュックやウエストポーチなど(携行品を入れるため)
  • 携帯充電器
  • 常備薬(必要に応じて日焼け止め、目薬、キズテープ、うがい薬など)
  • ボランティア保険、健康保険証(コピー)
  • 消毒用アルコールスプレー
  • タオル、洗面用具、着替えなど身の回りの生活用品
  • 携行食、小腹を満たせるもの(飴、氷砂糖、梅干しなど)
  • 必要に応じて防寒着や使い捨てカイロなどの防寒グッズ

参考:災害ボラの予備知識 | NPO法人レスキューストックヤード(RSY)(外部サイト)

5.心もモノも条件も、完璧だったら活動へ

さまざまな準備ができたならば、被災地の災害ボランティアセンターからボランティア参加を申し込みましょう。(※)

最終チェックシート

  • 被災地での受け入れ体制を確認した
  • ボランティア保険に加入した
  • 服装や基本的な携行品を整えた
  • 交通手段、宿を確保した
  • 活動の申し込みをした(※)

(※)現在、感染症対策のためほとんどのボランティア活動が事前登録制となっています(2022年5月現在)。参加を希望するボランティア活動には事前登録が必要かを出発前に確認してください。事前登録制ではない場合、公開されている集合時間にボランティアセンターに直接出向いてください。必要な作業とマッチングされて活動がスタートします。

その他

高速道路料金の減免について

災害ボランティア活動者を対象に高速道路通行料金が減免される場合があります。詳細は各高速道路のウェブサイトをご確認ください。

新幹線のボランティア割引について

災害ボランティア活動者を対象に新幹線の割引が実施される場合があります。詳細は各鉄道会社のウェブサイトをご確認ください。

コロナ禍でのボランティアについて

感染拡大防止のため、参加にあたって条件がある場合があります。被災地の災害ボランティアセンターの情報をご確認ください。

いますぐできる支援活動

ボランティア活動だけが支援の形ではありません。募金や物資の支援などさまざまな支援の仕方がありますので、現地での活動が困難な方は間接的なサポートもご検討ください。ヤフーではクレジットカード、Tポイントで手軽に募金ができる「Yahoo!ネット募金」を提供しています。

ボランティア活動を広めるための活動紹介、ボランティアの交流などを目的としたさまざまなイベントは各地で開催されていますので気軽に参加してみてください。

監修:NPO法人ボランティアインフォ(外部サイト)

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