| 2009年3月5日号 [ジャンル:保健・医療・福祉] |
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風邪、インフルエンザ、ウイルス性腸炎……。空気が乾燥している寒い時期はとくに、これらが長期間、流行してしまいます。学校や職場で流行し、学級閉鎖になったり、仕事を休まざるをえなかったりした体験をお持ちのみなさんが、たくさんおられることでしょう。
体調がすぐれないと、学業や仕事に差しつかえますよね。高齢の方や、妊娠中の方、喘息(ぜんそく)や肺疾患(はいしっかん)などをお持ちの、体の弱い方々からは、「合併症や重症化が怖いから、うつらないよう外出を控えている」というお話を、よく聞きます。
プチボラ読者の皆さんは、何らかのボランティア活動への参加で、“人がたくさん集まる場所に出かけること”が、比較的よくあるのではないでしょうか。
「自分が、かかりたくないから予防をする」のはもちろんですが、「より体が弱い人に、うつさないための配慮をする」のは、他者への優しさや思いやり=プチボラにつながりますよネ。
今回は、「大流行させないためにできる、ちょっとしたポイント」についてのお話です。
■「北千住西口みみ・はな・のどクリニック」の院長で、耳鼻科医の平野浩二先生にお話をうかがってきました。
「予防や、流行拡大を防ぐためにできることの基本は、『マスクの使用、手洗い、うがい』ですが、もう少し知っておいていただきたいポイントがあります」(平野先生)
1)マスクの使用について
「かかっている人、予防したい人の両方に使っていただくと、流行防止に効果があります。くしゃみをしたり、咳(せ)き込んだりするときに、マスクの上から手や腕で押さえると、よりよいでしょう。“ハクション!”“ゴホン!”と出る瞬間は勢いがありますから、マスクの上下から、想像以上にウイルスを含んだ呼気がもれています。マスクの上から口を押さえると、それを防ぐ効果が期待できます。ただし、手のひらで押さえた場合は、マスクを通り抜けたウィルスが手のひらに付いていますから、手を洗って欲しいのです」
2)手洗いについて
「ウイルスがついた手で何かを触ることにより、ほかの人にうつってしまう場合が多いのです。例えば、パソコンのキーボードや机、手すり、ドアノブなど。手を洗うことは、流行防止に効果がありますよ。ただし、忘れやすいのが“指と指の間”と、“爪(つめ)の先”です。丁寧(ていねい)に洗いましょう。肘(ひじ)まで洗えると、よりよいです。その都度、水道まで行けない場合は、消毒用ジェルやエタノールスプレーが市販されていますから、利用するとよいでしょう(※携帯用が市販されていますヨ)」 |
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| 予防は、「うつさない」「広げない」につなががります。 |
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3)うがいについて
「口に水を含んで、のどでガラガラ〜っとやりたいところですが、そうではなく、最初はまず口に含んで、口の中を洗うようにして、一度吐きだします。その後、のどうがいをしましょう。二段階に分けて、うがいをするようにしてください。いきなり、のどうがいをしない理由は、舌や口の中にある菌が、のどの奥に流れていってしまうからです」
このほか、
「マスクは、同じ物を使い続けたり、中に入れたガーゼやティッシュをそのままにしたりせず、交換してくださいね」
「インフルエンザの予防接種を受ける方が多いのですが、予防接種をすると、インフルエンザにまったくかからないわけではなく、“かかっても症状が軽くてすみますよ”ということですので、誤解のないようにしてください。また、普通の風邪に対する効果はありません。マスク、手洗い、うがいをして、注意してくださいね」
などの、アドバイスをくださいました。
平野先生、診察でお疲れのところ、私たちへのアドバイスのために時間を作ってくださり、ありがとうございました。
ちょっとした注意で大流行が防げるのだったら、より体の弱い人への配慮として、協力したいですよね。
「かからない」「うつさない」プチボラを、みんなで一緒に頑張れたらいいですネ☆
・「日本を感染ゼロ列島に」- インターネット募金
・Yahoo!ボランティア「予防」の検索結果
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| 薬局に行くと、花粉やウイルスを9割以上カットするマスクがありました。携帯用のエタノールジェルやスプレーは便利ですね。 |
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| 「乾燥した空気中でウイルスは増えますから、ときどき部屋の空気を入れ換えてくださいね」。平野先生、アドバイスをありがとうございました。 |
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| みなさんは予防を接種しましたか? 後ろに見えるのは、インフルエンザ検査キット。10分ほどで結果がわかるそうです。(※検査時のタイミングにより、わからないこともあります) |
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