| 2009年1月8日号 [ジャンル:自然・環境] |
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「最近ね、容器持参で買いにくるお客さんが増えてきたんですよ」。コーヒー紅茶専門店のご主人、坂本和重さんが、ニコニコ顔でそんな話を聞かせてくれました。
「最初は、外国人の男性が、缶を持ってコーヒー豆を買いに来てくれたんです。販売するときに小分けする袋は“使い捨てるものだ”と慣れていたから、初めてのときはハッ! とさせられましたよ」(坂本さん)
なるほど。確かに、豆や紅茶の量り売りなら、
−以前、買ったときに入れてもらった袋をとっておくか、
−自宅で使っている容器を持っていけばムダがない。
ということですよね。
そうか、しまった! 何も考えず、手ぶらでコーヒー豆を買いにやってきた私も、「ハッ!」とさせられるお話です。いつも使っている容器を持ってくればいいだけの話じゃん……。エコって、ほんとに“ちょっとした気づき”なんですよね。
「まだ続きがあるんですよ。この棚の箱、みんな空き箱なんだけど、どうしてなのかというとー」坂本さんが、棚の上の箱を指さしながら説明してくれました。
箱の中には、“保温ポット付きコーヒーメーカー”が入っていたそうです。購入したお客さんが、箱から中身を取り出して、「箱はいりません」と置いて帰るんですって。
ええっ? これ全部そうなんですか? だって、決して小さくないですよ、この中身。 |
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「そうそう。車で買いにいらしたのかなって思うでしょ、いいえ歩いて来ましたよーって、ニコニコしながら、なんていうのかな、“布製の肩からななめがけできるようなバック”を取り出して、その中にコーヒーメーカーを入れて、お持ち帰りになるんです(笑)。それが、ひとりのお客さんならともかく、これぜーんぶ空き箱なんですから。びっくりしちゃいますよね〜」(坂本さん)
このほかにも、お客さん側のエコ意識が高まってきたことから、「容器を持って買いにきたとき、スーパーのエコカードみたいなスタンプサービスはないの?」とリクエストされたことがあるんですって。
「でも、スタンプカードを作れば紙を使うし、それって結局ゴミになっちゃいますよね。お客さんがこんなにエコしてるんだから、よりいい方法はないかなーと私も考えて、“容器持参のお客さんには、買いたい物をちょっとだけサービスして多く入れる”ようにしたんです」(坂本さん)
これなら、
−ゴミが出ない。
−サービスしてもらったお客さんはよろこぶし、そのようすを見ている坂本さんもうれしい。
−消耗品の袋を使わないから、経済的にお店も助かる。
−なにより、みんなでエコに貢献でき、気持ちがイイ。
……のだそうです。
話を聞かせてもらった私も、さわやかな気持ちになれました。
日常の中のちょっとした気づきで、できることはたくさんありそうですネ。
みんなでアイデアを出し合い、一緒に楽しくプチボラしませんか?
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| 「缶、ビン、容器持参でどうぞ」いいお話を聞かせてくださった、『こげちゃ家』(東京都町田市)のご主人、坂本和重さん。町田の人たちは地球に優しいのですネ。 |
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| 私が持っているスタンプカードの一部。「最後はゴミになるから作らず、ちょっぴり増量サービスすることにしました」という、坂本さんの話はうなずけます。 |
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| 購入したお客さんが、その場で「いりません」と置いていった箱。「ゴミを出さない・もらわない」意識が、高まってきたようですね。 |
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