| 2008年11月13日号 [ジャンル:自然・環境] |
 |
 |
| 「ベランダ緑化」でプチボラ! 楽しみ・育て・学んじゃお。 |
|
|
 |
みつば、小ネギ、ラディッシュ、丘わかめ、バジル、花いろいろ。私のうちのベランダには、長方形の 小型プランターがずらっと並んでいて、一年中なにかが育っています。ベランダ園芸? いいえ、わたしの中では「ベランダ緑化」の心意気なのです。
最初は単に「東南向きの部屋で日当たりがいいから、花やハーブなどがよく育つんじゃないかしら」くらいの、自分の楽しみだけの発想からはじめました。でも、育てていくうちに、しだいにいろんなことに気づけるようになってきました。
最初は、園芸店で花とハーブの苗を買ってきてプランターに植え替え、育ててみました。半年ほどするとコツがわかってきたので(水やりも習慣にならないと忘れてしまいますからネ)、支柱やネットが必要な“ツル性植物”に挑戦してみました。
窓辺に緑のものが見えると、視覚的にすがすがしいのはもちろんですが、夏は特に、
『なかったときより涼しくなる(温度が少し下がる)』
ことに気づきました。
「もしかして、すこしは地球温暖化防止に貢献できている?」
まったく貢献していないことはないわけで、まさに“プチ”かもしれないけど、「うちの植物だって二酸化炭素を吸収して酸素を出しているはずだ!」そう思うとおもしろくなり、プランターの数をぐんと増やしました。
『生ゴミを堆肥(たいひ)化して、プランターの土に戻すこと』
もはじめました。
「野菜って、畑みたいに広い土地じゃないとダメかなあ。こんな小さいプランターでも育てられるのかなあ。できれば食べたいし。うーん、実はできなくても、葉くらいは食べられるだろう」と、ダメモトで野菜のタネをまいてみました。
(タネは園芸店やスーパーで売っていますが、100円ショップにもたくさんありますよ)
まず、タネ袋の裏側をチェックします。地域ごとに気温差がありますから、タネまきと収穫の時期が当然ちがいます。年に数回収穫できる種類もあります。
そう!
『野菜の旬を知る』
ことができるんです。
スーパーに行けば、一年中なんでもそろう世の中ですが、本当の旬がいつなのかがわかると、一番おいしい時期に食べられますよね。 |
 |
| ビルの屋上・壁面・ベランダの緑化は、ヒートアイランド化を抑制します。 |
|
 |
芽が出て、葉が増え、育ってくるとほくほくウレシイのですが、油断していると虫がついてしまいます。「あいたた、困ったなあ、どうしよう」
顆粒(かりゅう)状やスプレー式の、手軽に使える虫駆除薬はあるのですが、成分を見るととくに、「……これを使うと虫は死ぬかもしれないけど、植物や土が吸収して育ち、やがて自分の口に入るのはどうなのかなあ〜」農薬に対する迷いが出ます。でも、いったん虫が増え出したら、駆除薬を使わなければ大変です。手作業ではとりきれないんです。食べられるがままに任せて、あきらめたこともありました。
ほか、増えすぎた葉をつんで日光がよくあたるようにしたり、育ち具合を見ながらこまめに間引きしたりと、
『育てることの大変さ』
を、知ることができました。
やがて葉や実が成長して食べられるようになると、とれたての野菜やハーブの新鮮さにオドロかされます。
『ちいさなプランターでも、とれたてのおいしいこと!』
『自分で苦労して育てたものの愛しいこと』
残して捨てるなんて、できません。
小さな鉢やプランターでも、“育てのサイクル”をくり返し体験することで、農業の大変さや、環境を守ることの意味や大切さなどを、学ぶことができました。
※※※※※※※※※※※※※※※
ビルの屋上や壁面、ベランダの緑化は、ヒートアイランド化を抑制することから、行政が積極的に推進しているところも多くあります。
−温度の上昇を抑え、
−二酸化炭素を減らし、酸素を発生させ、
−見た目にも美しい(土や緑が見えるとホッとしますよね)。
あさがお、へちま、ゴーヤーのようなツル性植物のタネをプランターにまき、ツルがからめるネットを張ると、壁が緑に包まれて豪華になります。
わたしは冬の終わりごろ、ベランダのプランターにグリーンピースをまくのが大好きです。ツルがどんどん上に向かって伸びるようすがきれいだし、やがて実ができればおいしく食べられるからです。
ベランダ緑化というと、「下にウッドパネルをしきつめて、素焼きのおしゃれな鉢を買って……」というような本格的なプランもありますが、プチボラ的には「だれもが気軽にできること」がコンセプトですから、“いま自宅にあるものを活用してはじめる”で十分だと思うのです。
たとえば、
●いちごのパックやペットボトルを重ねたり切ったりして、底に穴をあければ植木鉢に変身します。
●ジャガイモなど、深さがいるものを育ててみたい場合は、バケツを活用するのもいいですね。
取っ手があると、日当たりを考えながら置き場を移動できちゃいます。土が入ると重くなりますので、持ち運びに便利ですよ。
みなさんも、ベランダや窓辺からはじめられる“プチ緑化でプチボラ”を、はじめてみませんか?
《関連リンク》
・「緑化」の検索結果
|
|
 |
 |
 |
| |
 |
|
 |
| わが家のベランダには、小型の長方形プランターがずらっと並んでいます。台風のときなどは移動がやや大変ですが、「ベランダ緑化」を年中楽しんでいます。 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
| |
 |
|
 |
| タネから育てようとすると特に、育てられる期間や収穫時期がわかりますから、「旬」を知ることができますヨ。 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
 |
 |
| |
 |
|
 |
| ビルの屋上やベランダの緑化は、ヒートアイランド化を抑制することから、行政が積極的に推進しているところも多くあります。 |
|
 |
 |
 |
 |
|