
「お金」ってどこかでエコには関係のないものって思ってませんか? いやいや、実は大いに関係あるんです。そんな目からウロコなお話を、コミュニティ・ユース・バンク momo代表理事の木村さんに話を伺った。それって、本当ですか? 木村さん!
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木村真樹(きむら まさき) コミュニティ・ユース・バンク momo代表理事
1977年、愛知県生まれ。
2005年10月、東海地方初となるNPOバンク「コミュニティ・ユース・バンク momo」を設立。
忘れかけた名古屋弁を取り戻すために奮闘する日々。 |
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はい、本当ですよ。あなたの毎日の買い物から、あなたが銀行や郵便局に預けている預金や貯金、株やファンドへの投資まで、暮らし全部が、社会とつながっている。ということは、あなたがエコな社会に向かって行動を取ることで「YES!」と言えば、エコな社会に一歩近づくし、「別に気にしない」でいたら、社会のエコ度は上がっていかないんです。
たとえば、銀行や郵便貯金に預けている預金や貯金。銀行から見れば、これはあなたからお金を借りているということ。銀行はそのお金を運用して増やそうとする。その投資先は、果たしてエコかどうか? 途上国で森を伐採していないか? 人権を無視していないか? たとえばあなたが戦争に反対していても、自分のお金が戦争のために使われているとしたら?
実際、あなたが大手都市銀行と郵便貯金に預けている預貯金の一部は、日本政府が発行している国債を買っている。そして日本政府は、そのお金を使ってイラク戦争の費用をまかなっているアメリカ国債を大量に購入している。つまり間接的に、「戦争にYES!」しているわけだ。それだけじゃない。電力会社も商社も消費者金融も、ほとんどすべての企業が資金調達を金融機関から行う。つまり、あなたの預けたお金が間接的に投資されているわけだ。だったら、なるべくエコな企業に融資している銀行を選びたいよね? そこで、私たちが考えるオススメを紹介しましょう。

あなたの銀行は、どんな銀行? 銀行が掲げている社会的ビジョンが自分の考えと一致するか、チェックしよう。投資先は環境と人権に配慮した企業か? NPOに融資しているか? 地域の活性化に貢献しているか? 銀行自体の環境保護活動などは活発か? などなど。
いっそのこと、地方銀行・ろうきん・信用金庫に預けるという手もある。地方銀行はその地域の経済・金融を担い、中小企業など地域の事業者を活性化させる役割を果たしている。ろうきん・信用金庫は目的が非営利の銀行。ろうきんは企業には融資せず、住宅・結婚・教育資金など、労働者の生活のための融資に使われ、信用金庫は中小企業や地域住民への融資に使われます。

NPOバンクとは、市民の出資を集めて、社会的な目的をもったNPO、団体、社会起業家などに融資をする団体のこと。あなたの出資があなたの地域の中で回り、その地域や地球をエコロジーで住みやすくすることに投資される。出資者と融資先の間が顔の見える、信頼関係が築かれることが大きな特徴です。通常の銀行に預ける場合と違って元本が保証されず、配当もない場合が多いのですが、自分の支持する活動に、自分のお金が有効に使われるのはうれしいですね。社会をもっとエコにしたい! と思う人にオススメですね。

SRI(社会的責任投資)という考え方がいま注目されています。株価が上がりそうか、もうかりそうかだけではなく、その企業が社会的にどういうことをしているかまでを見て投資をするというものです。「よい」と思う企業に投資をするだけでなく、「よくなってほしい」と思う企業の株を買うことで、その企業に対して意見を言うこともできます。積極的に社会に対してアクションしたい人には、ぴったりな方法でしょう。
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